専修人の本_2007年度

絆 佐賀のがばいばあちゃんと宮崎のてげなかあちゃん。
発売日 2008.03.31
著 者 東国原 英夫?共著(昭55経済)
発 行 徳間文庫
価 格 本体552円+税
著 者 東国原 英夫?共著(昭55経済)
発 行 徳間文庫
価 格 本体552円+税
先の総選挙で初当選を果たし、宮崎県政から国政へと活躍の場を移した東国原英夫さん(昭55経済)がタレントの島田洋七氏と、いま日本から失われつつある家族の絆について縦横に語り尽くし、それぞれの母と祖母への思いをつづった。
昭和30年代、九州の田舎で貧しい少年時代を送った2人。佐賀の島田さんには「がばいばあちゃん」が、宮崎の東国原さんには「てげな(すごい)かあちゃん」がいた。
東国原さんの母?タミさんはセメント工場で汗にまみれながら働き、2人の子供を育てた。「宮崎のてげなかあちゃんあっての自分であることに、ほんとうに感謝している」という東国原さん。
いつの時代も変わらない母親の大きな愛情のありがたさ、高度成長期に生きた女性の強さが伝わってくる。
昭和30年代、九州の田舎で貧しい少年時代を送った2人。佐賀の島田さんには「がばいばあちゃん」が、宮崎の東国原さんには「てげな(すごい)かあちゃん」がいた。
東国原さんの母?タミさんはセメント工場で汗にまみれながら働き、2人の子供を育てた。「宮崎のてげなかあちゃんあっての自分であることに、ほんとうに感謝している」という東国原さん。
いつの時代も変わらない母親の大きな愛情のありがたさ、高度成長期に生きた女性の強さが伝わってくる。

職業と仕事???働くって何?
発売日 2008.03.31
著 者 大庭健 廣石忠司 下村英雄 中野育男 内山哲朗 著
発 行 専修大学出版局
価 格 本体2000円+税
著 者 大庭健 廣石忠司 下村英雄 中野育男 内山哲朗 著
発 行 専修大学出版局
価 格 本体2000円+税
この本は、「就活」のマニュアルでもなければ、学術的な職業論でもない。 大卒で就職しても3年以内に3割が離職するという実態が話題となって10年。各大学では、きめ細やかな「キャリアデザイン教育」が行われている。以前は辞める側に問題があると考えられていたが、筆者たちはこう考える。「日本の高度成長を支えてきた雇用システムが瓦解し、若い社員たちは、生涯そこで働きたいという意欲を持ちにくくなっている。雇用の仕組みのゆらぎは、生き方のゆらぎである」と。
(執筆者: 大庭 健 廣石忠司 下村英雄 中野育男 内山哲朗 )
(執筆者: 大庭 健 廣石忠司 下村英雄 中野育男 内山哲朗 )

魂(アニマ)への態度-古代から現代まで
発売日 2008.03.25
著 者 神崎繁 著【文学部教授】
発 行 岩波書店
価 格 本体1300円+税
著 者 神崎繁 著【文学部教授】
発 行 岩波書店
価 格 本体1300円+税
「胸を痛める」とか「腹を立てる」といった表現が日本語にもあるが、脳科学万能の今日でも、感情など心の働きの多くを、われわれは脳ではなく身体の各部位と結びつけて考えている。同じように古代ギリシャ人も、怒りや悲しみなどの感情を、心臓や横隔膜といった内臓と結びつけて考えていた。
本書は、そうした心身の密接なつながりが、次第に「魂」という生命?行為?思考の中枢に集中していく一方、デカルトの「心身二元論」の登場によって、それが崩壊し、さらに現代において身体表現が再評価されるまでを、西欧の古代から現代の哲学的テクストのうちに探ったもの。
著者(かんざき?しげる)=文学部教授。主な担当は西洋哲学史。
本書は、そうした心身の密接なつながりが、次第に「魂」という生命?行為?思考の中枢に集中していく一方、デカルトの「心身二元論」の登場によって、それが崩壊し、さらに現代において身体表現が再評価されるまでを、西欧の古代から現代の哲学的テクストのうちに探ったもの。
著者(かんざき?しげる)=文学部教授。主な担当は西洋哲学史。