社会科学研究叢書

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叢書26 『川崎の研究――産業?労働?くらしの諸相』(小池隆生?兵頭淳史編) 2024年3月30日刊行
序章大都市圏の再編と川崎市
長尾謙吉
第1章川崎の産業集積の変遷遠山浩
第2章
社会構造の変化に応じた川崎の産業集積の転換――ケーススタディ
遠山浩
第3章
川崎市における電機産業の形成?発展とその斜陽化
宮嵜晃臣
第4章
川崎における地域労働運動の歴史的特質と変容
――高度経済成長期を中心とする考察
兵頭淳史
第5章
神奈川県における会計年度任用職員制度の実態山縣宏寿
第6章川崎市における社会保障?社会サービスの利用状況
――多摩区住民に対する生活と福祉に関する意識調査
小池 隆生
第7川崎市における社会ネットワーク――多摩区意識調査からの考察
森啓輔
第8章
川崎市のSDGsの取り組みと倫理的消費の実態
鈴木奈穂美
資料
資料「多摩区住民の生活と福祉に関する意識調査」

叢書25 『復興アダプティブ?ガバナンスの実相』(大矢根淳編) 2023年3月11日刊行
序章復興の新たな主格を包摂したガバナンスをめぐって
――本研究の推進体制と論点獲得?醸成の経緯
大矢根淳
第一部復興,防災,減災の実相

第1章
歴史学の視点から石巻復興の現状下における事前復興を考える
近江吉明
第2章
災害公営住宅から見た「公共性」の検討
福島義和
第3章
仮住まい対応準備の政策科学
――大学提案事業「首都直下地震時の仮設住宅不足への対応準備」
劉文兵
第4章 
生活再建に向けた挑戦,野ざらしの復興住宅
――メキシコ,被災した先住民村落での聞き取り調査から
佐藤慶一
第二部復興ステークホルダーの探索: リーダーインタビュー

第1章 
インタビュー調査概要
大矢根淳
第2章
インタビュー

第3章
第二部のむすびにかえて
所澤新一郎
叢書24 『異文化社会の理解と表象研究』(土屋昌明編) 2022年3月30日刊行
第1章映画?エックス線?精神分析のクロスメディア
――ジャン?クレールの1895年論による変奏
下澤和義
第2章オードリー?ヘプバーンとアメリカ映画の中野ヨーロッパ
根岸徹郎
第3章
アステカ社会における神話?歴史の表象
――絵文書?石彫モニュメント?神殿ピラミッド
井上幸孝
第4章
アジア映画における「書」の字幕化
――書と映画と映画字幕の美学
マーク?ノーネス
第5章
越境する「カイジ」
――福本伸行漫画に基づいた日中の実写版映画にかんする比較研究
劉文兵
第6章 
時空を越えた飛び火
――小川紳介とアジア
秋山珠子
第7章 
中国インディペンデント?ドキュメンタリーの生成と日本
――野中章弘氏へのインタビュー
土屋昌明
(整理?解説)
第8章 
精神病棟の画家と王兵のドキュメンタリー
――趙銀鴎氏へのインタビュー
土屋昌明
(整理?解説)
第9章
王兵『鳳鳴』の再解釈と夾辺溝の問題
土屋昌明
第10章
王兵『タアン』
――戦争難民を追ったドキュメンタリー映画の知られざる背景
山口俊洋
第11章
人新世における趙亮のドキュメンタリー
――『行くあてもなく』をめぐるインタビュー
土屋昌明
(整理?解説)
叢書23 『クールダウン?エコノミー――日本の歴史的経験と中国の現状――』(徐一睿?孫文遠編) 2021年1月20日刊行
第1章日本の高度成長?安定成長?長期停滞への推移とその教訓
宮嵜 晃臣     
第2章政府間財政関係の変容と地方公共投資
町田 俊彦
第3章戦後日本の政治経済―成熟と課題―
原田 博夫
第4章環境規制の雇用への影響に関する実証研究
孫 文遠 ? 楊 琴
第5章国民所得の構造変化に関する研究
徐 瑾
第6章中国における地方政府の「土地財政」
李 涛 ? 鄒 一南
? 谷 継建
第7章
貿易開放と性別からみる賃金格差
陳 怡 ? 田 靖
? 孫 文遠
第8章
中国の財政制度から見る公共サービスの均等化
裴 育 ? 史 夢昱
第9章
製造業の対外直接投資と生産?販売ネットワークの形成—日本製造業の経験と中国製造業への含意―
大橋 英夫
第10章
日本自動車産業のキャッチアップ型工業化
湯 進     
第11章
日本の知的財産戦略
李 春霞
叢書22 『専修大学社会科学研究所七〇年史』(専修大学社会科学研究所編) 2020年1月20日刊行
第一部専修大学社会科学研究所七〇年の歴史
第二部七〇周年記念座談会
第三部寄稿
第四部資料編
叢書21 『アクション?グループと地域?場所の形成――アイデンティティの模索――』(松尾容孝編) 2019年3月30日刊行
第1章地域について考える松尾 容孝
第2章コミュニティについて考える広田 康生
第3章イベリア半島のアイルランド人移民コミュニティ?ネットワークとアイデンティティ堀江 洋文
第4章前近代北陸の漁村?港町が織りなす地域松尾 容孝
第5章「バスク?チルドレン」の受け入れを巡って砂山 充子
第6章山中漆器産地にみる「産地の要素」の変容と産地アイデンティティ樋口 博美
第7章
EUにおける住民主体の農村振興と地域山本 充
第8章
日本林業の衰退?再編と地域アイデンティティの模索
松尾 容孝
叢書20 『映像の可能性を探る ――ドキュメンタリーからフィクションまで――』(土屋 昌明編) 2018年3月20日刊行
第1章ストローブ=ユイレ?プラス?ゴダール
――音楽を映像に記録するとはどういうことか
下澤 和義
第2章ドキュメンタリーとフィクションのはざまで
――『アクト?オブ?キリング』と『ジェイコブズ?ラダー』におけるリアリティ
上原 正博
第3章写真とことばと「不正」へのまなざし
――ジャン?ジュネ「の」パレスチナに向けて
根岸 徹郎
第4章中国映像歴史学の挑戦 
胡傑監督『林昭の魂を探して』について
土屋 昌明
第5章中国宗教儀礼における映像人類学三田村 圭子
第6章日本における中国映画の受容史
――徳間康快主催の「中国映画祭」を中心に
劉 文兵
叢書19 『変容するベトナムの社会構造 ――ドイモイ後の発展と課題――』(佐藤康一郎 編) 2017年3月15日刊行
第1章グローバル資本主義の変容とベトナム工業化宮嵜 晃臣
第2章消費市場としてのベトナムの可能性と課題佐藤康一郎
第3章ベトナム社会の人口変動と持続可能な発展への影響グエン?ディン?クー
チャン?ティ?ニュン
翻訳:ファム?ティ?トゥ?ザン
第4章ボランタリー?アソシエーションからみたベトナム農村における社会的空間構成ダン?ティ?ビエット?フォン
ブイ?クアン?ズン
翻訳:ファム?ティ?トゥ?ザン
第5章変貌するベトナムの葬送文化嶋根 克巳
第6章ベトナムの都市化と居住環境構制 
――ドラスティックな変容の実相を読み解く視角――
大矢根 淳
第7章ベトナムの教育改革 
――教育内容?方法改革とインクルーシブ教育導入を中心に――
嶺井 正也
第8章ドイツのベトナム人 
旧東ドイツの契約労働者たちの軌跡
村上 俊介
叢書18 『社会の「見える化」をどう実現するか――福島第一原発事故を教訓に』(三木由希子?山田健太 編)2016年3月23日刊行
第Ⅰ部公開三木 由希子
 第1章情報公開制度の胎動と誕生
 第2章情報公開制度の広がりと法制化
 第3章福島原発事故と情報公開請求
 第4章SPEEDIと特定避難勧奨地点と公文書
 第5章福島県「県民健康調査」と公文書
第Ⅱ部秘密山田 健太
 第1章言論?表現の自由の現在
 第2章秘密保護法にあらわれる政府の情報隠密構造
 第3章「自主規制」という名の言論統制
叢書17 『ワークフェアの日本的展開――雇用の不安定化と就労?自立支援の課題』(宮嵜晃臣?兵頭淳史 編)2015年3月25日刊行
第1章雇用不安定化の諸要因とワークフェアのアポリア?アンチノミー宮嵜晃臣
第2章雇用労働という困難
――社会政策史の中の就労政策
兵頭淳史
第3章若者の現在と就労支援の課題
――「働くこと」を再考するために
高橋祐吉
第4章分権改革と自治体の就労支援策
――無料職業紹介事業と雇用創出基金事業
町田俊彦
第5章補完性原理に基づく「四助論」と「自立」概念鈴木奈穂美
第6章貧困?不安定就業と生活保障システム福島利夫
叢書16 『学芸の環流――東-西をめぐる翻訳?映像?思想』(鈴木健郎?根岸徹郎?厳 基珠 編)2014年3月28日刊行
第1章墨、紙、そして筆
――ポール?クローデルが日本で刊行した「書物」をめぐって
根岸徹郎
第2章梁漱溟の東西文化論とデューイおよびラッセル土屋昌明
第3章近代初期 Robinson Crusoe の翻訳について
――崔南善の訳を中心に
厳 基珠
第4章『十五少年』は東アジアでどのように翻訳されたのか
Jules Verne; Deux Ans de Vacances から『冒險小説 十五小豪傑』に至るまで
三枝壽勝
第5章朝鮮文学とロシア語三枝壽勝
第6章無味の帝国の夷狄たち
――ロラン?バルトとミケランジェロ?アントニオーニ
下澤和義
第7章中国のハリウッド、ハリウッドの中国
――中国におけるアメリカ映画の受容史
劉 文兵
補論三つ以上の地域の相互関係を研究する意味について鈴木健郎
叢書15 『東アジアにおける市民社会の形成―人権?平和?共生―』(内藤 光博 編)2012年3月15日刊行
第Ⅰ部東アジアにおける市民社会形成
 第1章東アジアにおける市民社会の形成
―経済学的視点から―
内田 弘
 第2章現代市民社会論の展開
―日韓「市民社会」研究の意義と課題―
内藤 光博
 第3章韓国における市民社会と市民政治論争丸山 茂樹
第Ⅱ部東アジアにおける衛生?医療の発展と市民社会形成
 第4章香港における公的医療の史的背景永島 剛
 第5章神戸医療産業都市と市民社会高橋 誠
第Ⅲ部東アジアにおける産業構造の変化と市民社会形成
 第6章市民社会における中小企業の役割
―日本の場合―
黒瀬 直宏
 第7章21世紀における中国の産業政策の展開
―産業発展と和諧社会の形成―
大西 勝明
 第8章市民社会におけるソーシャル?ビジネスの役割
―フェアトレードによる商取引の民主化―
神原 理
 第9章東南アジアのグローバリズムとビジネス社会の変化
―フィリピンを事例として―
小林 守
第Ⅳ部東アジアの民主化運動と共生社会形成の課題と展望
 第10章琉球の脱植民地化論松島 泰勝
 第11章先住民族アイヌの権利と政策の諸問題津田 仙好
 第12章韓国の民主化運動と「過去の清算」
―1980年「光州事件」が切り開いた韓国民主化への道―
内藤 光博
叢書14 『変貌する現代国際経済』(鈴木直次?野口 旭 編)2012年2月10日刊行
第Ⅰ部グローバルイシュー
 第1章世界経済危機と経済政策野口 旭
 第2章世界経済危機後の輸出減少のメカニズム伊藤 萬里
 第3章混迷する現代国際経済と国際石油情勢小島 直
第Ⅱ部新興経済?発展途上国経済
 第4章グローバル?インバランスと中国経済
――内需主導型成長への転換――
大橋 英夫
 第5章変容するロシアの穀物生産
――市場経済移行20年――
野部 公一
 第6章東南アジア諸国の国際資本フローと国内金融
――東アジア危機と世界金融危機の経験――
大倉 正典
 第7章東南アジア諸国連合(ASEAN)にみる地域統合と域内格差飯沼 健子
 第8章貧困削減における動機と誘因
――グアテマラにおける開発協力への予備的考察――
狐崎 知己
 第9章アンゴラにみる紛争後復興支援の課題と教訓稲田 十一
第Ⅲ部先進国経済
 第10章アメリカの自動車産業救済策と新生GMの歩み鈴木 直次
 第11章アメリカの対外援助及び環境政策とキリスト教原理主義堀江 洋文
 第12章統一後20年のドイツ加藤 浩平
 第13章イギリス経済衰退/再生論の動向永島 剛
 第14章ウェルフェアからワークフェアへ
――ニューレイバーと福祉国家――
毛利 健三
 第15章土地のアクセス権と自然環境保全
――イングランドの歩く権利?アクセス権から考える――
泉 留維
叢書13 『中国社会の現状Ⅲ』(柴田弘捷?大矢根淳 編)2011年2月25日刊行
第Ⅰ部 
 第1章経済転換期における都市化のロジック
――開発区?新区の特質――
李 国慶
 第2章北京既成市街地(胡同?四合院)における居住環境の変容
――建国?文革?震災?五輪の激浪をこえて――
大矢根 淳
 第3章リーロン(里弄)の再開発に伴う人口移動と郊外核形成
――上海市静安区を事例に――
福島 義和
 第4章中国農村における人口流動と地域コミュニティ
――流出地の現状と展望――
南 裕子
第Ⅱ部 
 第5章変貌する中国の高等教育
――急速な大衆化のゆくえ――
嶋根 克己
 第6章中国の社会階層変動と「白領」の台頭
――「中産階層」の増大と「ホワイトカラー」の労働と生活――
柴田 弘捷
 第7章中国中間層の消費行動徐 向東
 第8章扶養から見る家族の絆
――中国北京市の事例を通して――
宋 金文
 第9章中国における高齢者間の格差問題と生活保障沈 潔
 第10章北京オリンピック選手村からみた激動の中国久木留 毅
叢書12 『周辺メトロポリスの位置と変容』(宇都榮子?柴田弘捷 編)2009年3月27日刊行
第1章産業構造の転換と川崎の都市開発
 ――郊外化から再都心化の時代へ――
今野 裕昭
第2章川崎市内産業?従業者特性と住民の性格柴田 弘捷
第3章戦前期川崎市における社会事業の形成展開
 ――川崎社会観の活動を中心に――
宇都 榮子
第4章アジア都市川崎の多文化?他民族経験広田 康生
第5章堺と川崎の防災まちづくりを考える
 ――堺市湊西地区と川崎市多摩区中野島町会における「結果防災」をめぐって――
大矢根 淳
叢書11 『中国社会の現状Ⅱ』(専修大学社会科学研究所 編)2008年3月27日刊行
第1章中国省際間資本移動性と非金融企業の投資資金の調達大倉 正典
第2章日本企業の動向
 -日系企業の事業展開:中国での収益率と販売?調達?経営の現地化-
伊藤 恵子
第3章中国の農業?農村事情
 -「市場体制下」の中国農業と農民-
菅沼 圭輔