ゼミナール訪問記:ジャーナリズムの現場に飛び込む「お散歩ゼミ」[担当:山田 健太]
この記事は2010年度に取材したものです。
今年4月、文学部を再編して日本ではじめて「ジャーナリズム」の名称を冠して開設された人文?ジャーナリズム学科。山田健太ゼミ(現在「テーマ学習」として開講。次年度以降、新学科に継承される)は、ジャーナリズムの現場に飛び込み、ジャーナリストから直接話を聞き、生の取材現場を訪ねる「行動するゼミ」だ。いつも足をつかうことから、「お散歩ゼミ」と呼ばれるようになった。指導の山田健太准教授はゼミ生に「好奇心を持て、汗を流し面白がれ」と話す。「ひとつの専門知識だけではなく、さまざまな問題に興味を持つことにより、複雑な課題に柔軟に対応できる能力を身につけてほしいですね」。


「ジャーナリズムの現場を知るゼミです。研究課題や進路を考えるうえで、きっかけづくりがほしかった」とゼミに入った動機を話すのは山崎瀬奈さん。また「にぎやかでとても楽しいゼミです。ゼミ生たちの学ぶ意欲が高いので、刺激を受けています」と高橋美希さん。新聞社、テレビ局、通信社、出版社などさまざまなメディアを訪問。沖縄密約、Google訴訟、日米安全保障、裁判員裁判